あなたは医療従事者ですか?

このページで提供しているケンテック株式会社の情報は、日本国内の医療関係者の方を対象にさせていただいております。一般の皆様への情報提供を目的としたものではありません。

製品紹介

UNI Drill System[UNIドリルシステム]

医療機器承認番号:22000BZX00172000(アルファタイトインプラント

UNI Drill System[UNIドリルシステム]の概要

UNI Drill Systemは症例等により、ガイデッドサージェリーとフリーハンドオペレーションの手術方法により選択可能なドリルキットです。

  • 双方のドリルを共通化することでガイデッドサージェリー及びフリーハンドに対応
  • 独自の注水機構(ガイデッドフロー)による内部注水及び、外部注水に対応
  • 着脱が簡便でストレスが少ない、独自のガイドストッパーを採用

UNI Drill System KITラインナップ

UNI Drill System FULL KIT(ガイデッドサージェリー/フリーハンドオペレーションに対応)
ガイデッドサージェリー用、フリーハンドオペレーション用両方を盛り込んだパーフェクトなドリルとツールのキット
UNI MJ GUIDE KIT(ガイデッドサージェリーに対応)
ドリリングからインプラント埋入までをサポートするガイデッドサージェリー用ドリルとツールのキット
UNI STARTER KIT(フリーハンドオペレーションに対応)
使用頻度の高いインプラント埋入に特化したフリーハンドオペレーション用サージカルドリルとツールのキット

UNI Drill System FULL KIT

症例等により、ガイデッドサージェリーとフリーハンドオペレーションとを使い分けて頂けるよう、両方のキットを盛り込んだパーフェクトなキットです。

埋入可能なインプラントタイプ

  • インプラントタイプ:TF、F、SB、SSタイプ
  • インプラント径:3.3※1/3.7/4.0/4.3※2mm
  • インプラント長:8.0/10.0/12.0mm
  • ※1 直径3.3mmのインプラントはSBタイプ及び、SSタイプのみご用意しています
    また、SB33**はインプラント長10mm及び、12mmのみご用意しています
  • ※2 直径4.3mmのインプラントはTFタイプ及びSSタイプのみ

ドリルを共通化

ST/MJ共通ドリルツールは、UNI MJ GUIDE KIT及びUNI STARTER KIT双方で使用するドリル及びツールです。

ガイデッドサージェリーとフリーハンドオペレーション間でのドリルの共通化を図り、2本のドリルとストッパー及びツールを追加することで、フリーハンドオペレーションにも対応可能。

UNI MJ GUIDE KIT

ドリリングから埋入までをサポートするドリルとガイドストッパー、ガイド用挿入ジグのガイデッドサージェリー用ドリルシステムです。

ガイデッドサージェリー※1⇄フリーハンドオペレーション間でのドリルの共通化を図り、2本のドリルとストッパー及びフリーハンドオペレーションのみで使用する ツールを追加することでフリーハンドオペレーションにも対応可能なシステムです。

埋入可能なインプラントタイプ

  • インプラントタイプ:TF、SBタイプ
  • インプラント径:3.7/4.0/4.3※2mm
  • インプラント長:8.0/10.0/12.0mm
  • ※1 ガイデッドサージェリーを行う場合にはUNI MJ GUIDE KIT以外にサージカルガイド等が必要となります。弊社技工部では内製サージカルガイド(名称:ケンテックガイド)の製作を開始しています。詳しくは弊社までお問い合わせください。
  • ※2 インプラント径4.3mmはTFタイプのみご用意しています

独自開発のガイドストッパー

UNI MJ GUIDE KITではガイドキーの代わりに、独自に開発したガイドストッパーを使用。また、ドリルとガイドストッパー接続部の見直しにより、インプラント径、スリーブポジション、インプラント長を選択した後は、ハンドピースの種類(レギュラーもしくはミニ)に依存せず、同一のドリルプロトコールを使用可。

基本的に順次深く切削し、その後拡大形成する穿孔方法。

また、ドリルとガイドストッパー内部はガイデッドフロー(右図のようにガイドストッパー内で冷却水が流れる構造)を採用。

サージカルガイドの装着後もサージカルガイド内のドリル刃部に確実に冷却水を誘導することができるため、骨火傷を最大限に抑制。

スリーブポジション

スリーブトップからインプラントプラットフォームまでの距離(以下、スリーブポジション)は従来通り、10mmを基本としていますが、8mmもしくは12mmにも変更可能。

スリーブ内径はΦ5.0mm(インプラント径3.7/4.0/4.3mm用)とΦ4.1mm(インプラント径3.7mm専用)があり、症例に応じて使い分けて使用可能。

ドリリング

クリアランスを考慮し、全長40mm未満のドリルのみで構成。さらにサージカルガイドに対し、ドリルを斜め方向から挿入できるよう設計しているため、クリアランスの少ない患者様や大臼歯部にも対応可能。

UNI STARTER KIT

インプラント径3.3/3.7/4.0/4.3mm、インプラント長8/10/12mmのインプラントに特化したフリーハンドオペレーション用のサージカルドリルとツールのキット です。

フリーハンドオペレーション、ガイデッドサージェリー間でのドリルの共通化を図り、3本のドリルとガイデッドサージェリー専用のツールを追加することでガイデッドサージェリー ※1にも対応可能なシステムです。

  • ※1 ガイデッドサージェリーを行う場合には、当ツールキット以外に別途サージカルガイド等が必要となります

埋入可能なインプラントタイプ

  • インプラントタイプ:TF、F、SB、SSタイプ
  • インプラント径:3.3※13.7/4.0/4.3※2mm
  • インプラント長:8.0/10.0/12.0mm
  • ※1 インプラント径3.3mmはSBタイプ及びSSタイプのみご用意しています。また、SB33**のインプラント長は10mm及び、12mmのみご用意しています
  • ※2 インプラント径4.3mmはTFタイプ及びSSタイプのみご用意しています

αリーマーG

パイロットドリルとして使用するΦ2.0及びΦ52.5のリーマーは先端をスペード形状(赤四角部分)に突出させ皮質骨穿孔時の滑りを抑制するよう設計。Φ2.8以降のドリル先端部は右図右側のリーマー形状。

また、UNI STARTER KITで使用するαリーマーGの全長はすべて34.6mmに統一(サージカルバー141RF/018除く)。

内部注水及び外部注水に対応

UNI STARTER KITのαリーマーGは内部注水及び外部注水双方の使用に対応(サージカルバー141RF/018除く)。特に内部注水の場合、ストッパー下部分からドリル刃部に直接冷却水を送ることができる機構により、効率的にドリル刃部を冷却し、骨火傷を予防。

UNIストッパー

UNIストッパーは、右図の橙矢印のようにドリル先端側から差し込み、ドリルフランジ部に突き当たる所まで挿入し、Oリングで固定する構造。

特長

  • ドリル深度ごとに異なるストッパーを使用
  • ドリル径Φ2.0〜3.5及びドリル径Φ3.8〜4.1それぞれで共通のストッパーを使用
  • ドリル深度及び対応ドリルをストッパーに印字
  • ドリル深度がインプラントよりも深く穿孔するように設計
    TF/F-type:+1.45mm
    SB/SS-type:+1.0mm

資料ダウンロード